「この指とまれ」連載【書き続けるという挑戦vol.2】

 

出産日の直前に書いた10月号原稿。

原稿に書いたとおり、発行されたときには第二子が産まれていました。

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書き続けるという挑戦vol.2

この記事を書いているのが9月下旬、2人目出産予定日まであと10日という時期です。
ということは「この指とまれ」10月号が発行されるころには、私は2児の母……まだ、あまり実感がわきません(笑)

今回は妊娠を通して感じたことを少し書こうかなと思います。
1人目妊娠の時には、つわりはまったくなく、お腹の張りを感じることもなく妊娠時期を過ごしました。
出産時期はおしるし(出血)から始まり、その後陣痛が来て32時間ののち、吸引分娩で出産。
2人目は、点滴や入院をするほどではなかったものの、つわりがひどく2週間ほど実家に帰省することから始まり、
妊娠3ヶ月から臨月までずっと張り止めを服用。
臨月になると、からだが出産の準備をし始めたのか股関節痛がひどくなる。という感じです。
1人目と2人目でこんなにも違うものなんだと、改めて人体の不思議を感じました。

現在はいつ産まれてもおかしくない状態なので、さてどんな兆候から始まるやらとドキドキしております。
陣痛の壮絶な(よく鼻からスイカが出るくらいの痛みなどと例えられる)痛みはまだ記憶に新しく、
また味わなければいけないのかと思うとやや不安もありますが……
逆にその痛みを覚えているからこそ、股関節痛などの痛みがあっても、自分のからだと話して、
まだ産まれないかな、もう少しのんびりできるねと過ごせているのかもしれません。
そのため、実家から来てくれている母親や2歳の息子を連れ、
歩かなきゃと理由をつけて毎日遊びに行ったり買い物に行ったりしています(笑)

人は良くも悪くも最大の状態を知っていると、その状態に達していない場合には、
「まだ頑張れる」「もう少しやれる」と思うものなんだなと、この妊娠中に感じました。
自分の絶頂やどん底の状態というのは、年齢を重ねるごとに更新されるものかもしれませんが、
良い記憶にしても悪い記憶にしても覚えておくということは、1つの行動の指針となるのではないだろうかと思います。
私の「痛み」の最大はなんといっても陣痛。
しかし、わが子に逢えるという幸せを楽しみに、今回も陣痛を乗り切ろうと思います!