「この指とまれ」連載【書き続けるという挑戦vol.1】

8月に読書感想文教室を開催させていただいた「フリースペースK」さん。

人が気軽に集える広場として立ち上げて30年を迎えた、とても素敵な場所なのですが、
今回ご縁があり、そちらで発行している「この指とまれ」というミニコミ誌に文章を連載させていただくこととなりました。

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文体としてはエッセイ……になるのかな?
あまり決めないまま1回目が発行となりましたが(笑)

せっかくなので、こちらにも内容を載せていこうと思います。

【書き続けるという挑戦】vol.1

さて、ご縁があり「この指とまれ」で掲載させていただくことになりました、猿渡菜都美と申します。
今回は第1回目ということで、簡単に自己紹介なぞしようかと。

猿渡(さるわたり)という名字ですが、旦那の実家は九州なので、そちらがルーツ。
しかし、この西三河地域には猿渡(さわたり)川があり、知立市には猿渡(さわたり)小学校があるため、よく「さわたり」さんと読み間違えられます。
不思議だこと。
「さるちゃん」の愛称で覚えていただけると嬉しいです。
現在はライター・校正者をしており、2歳児の母。
10月には2人目出産予定です。

私は幼少時代から本を読むことが好きで、家にいるときはよく本を読んでいました。
親も読書に関しては寛容で、ねだれば本はいくらでも買ってくれ、実家が移動図書の貸し出し場所だったため、余計に読書量は増えました。
大学時代・社会人時代には本代で月2~3万円の出費があり、ひとり暮らしの家計を圧迫していました。
好きなことはやめられないというか……本屋に立ち寄ると、ついつい気になった本を片っ端からレジへ持って行くという習慣がついていたようです。
そんな私も、結婚し子育てが始まると、読書量が減ってきました。
もともと熱中して読み切るタイプだったため、子育てや家事の合間に読むということが苦手で、なかなか読み進められなくなりました。
現在は月に小説を3~5冊ほど。
本代も月1~2万円ほどになりました。
それでも全く読まない人からしたら、「よく使うね」と言われるのですが。

そして、読書に付随してハマったことが文章を書くこと。
実体験を書くことはもちろん、自分の頭のなかに浮かんだ想像を文章に書き起こすことがとても好きでした。
いや、今も好きです。
ただ、最近は妊娠や子育てを言い訳に、仕事以外で文章を書くことを怠っているという現状……
文章は書かない時期があると、すぐに書く力が落ちてしまいます。
1人目出産を機に1年ほど文章を書かなかっただけで、こんなにも書けなくなるのかと愕然としました。
2人目出産を間近に、またそんな時期が来るのだろうかと思うと焦りが……そんなときに出会った「この指とまれ」の掲載。
これはチャンスでしかない!と、ぜひ。とお願いしました。

そんなわけで、今回の掲載から私の【書き続ける挑戦】を始めたいと思います。